こんにちは!
大森の駅前治療院です。
先日3/19(日)はメディカル・ケアグループの社内勉強会が開催されました。
その内容の一部から『膝痛』について紹介していきます。
膝痛と言っても膝の疾患はたくさんあります。
変形性膝関節症、前十字靱帯損傷、半月板損傷などがよく耳にする疾患ではないでしょうか。
今日紹介する疾患は『ランナー膝』です。
膝の痛みは様々なスポーツに共通する代表的なものですが、ランニングを習慣化している人も膝の痛みを訴える方が多くいらっしゃいます。
ランニングで起こりやすい膝の痛みの代表格は『腸脛靱帯炎』いわゆるランナー膝です。
マラソンなどの長距離ランナーに多く、登山家や運動を始めたばかりで筋力が足りていない方にも良く見受けられます。
初期にはランニング中に膝の外側に痛みが出現し休むと痛みは消失します。
悪化すると歩行中にも痛みが出現し次第に慢性化する事があります。
腸脛靱帯は太ももの外側にあり、お尻から膝の下まで伸びていて、膝を曲げ伸ばしする度に膝の骨の出っ張りを乗り越えて行ったり来たりしています。ランニング動作が繰り返されると骨を乗り越える時に生じる摩擦によって炎症が起こります。
これを腸脛靱帯炎(ランナー膝)といいます。
もしランニング中に膝の外側に痛みが出現したらそれはランナー膝かもしれません。
まず運動を中止し安静にしましょう。
ランナー膝になりやすい人は股関節の動きが悪い事が多いのでお尻のストレッチも症状改善に効果的です。
それでも痛みが取れない場合は当院にご相談下さい。