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膝痛の症状・マッサージの施術内容

筋肉を緩める血流改善することで
痛みを軽減が見込めます。

膝痛への指圧マッサージ

膝痛マッサージイメージ
膝痛マッサージイメージ
膝痛マッサージイメージ

膝は構造上3つの骨(大腿骨、脛骨、膝蓋骨)で成り立っており、それぞれに付着している筋肉がマッサージの施術対象になります。

膝の前側やお皿の下が痛む場合は、大腿四頭筋や前脛骨筋、膝蓋靭帯を中心にマッサージを施すことで痛みが緩和します。膝のお皿(膝蓋骨)の動きが悪くなっている時もあり、膝蓋骨の動きを確保することで、痛みの除去だけでなく膝がスムーズに動くようになります。
膝の内側が痛むときは、内側の半月板や側副靭帯が痛んでいる可能性があります。
その場合、患部への施術は控え、内転筋や鵞足といった膝周りの組織へアプローチし、緊張をほぐすことで良化する場合があります。

また、膝は冷えに非常に敏感な器官ですので、冷えで痛みが出ている場合があります。
その時は赤外線やホットパックで膝と膝周囲を温め、大腿四頭筋、内転筋、膝蓋腱、鼠蹊部、膝蓋骨周囲、前脛骨筋、腸脛靭帯、大腿筋膜張筋など下肢全体を施術し、血流が回復すると痛みが和らぎます。

膝の後ろが痛むケースもよくあります。
リンパ節が膝の後ろにあり(膝窩リンパ節)、そこがむくみ痛みを誘発することがあります。その場合直接リンパ節にアプローチし、溜まったリンパ液を排出すると楽になります。
また浮腫の再生産の悪循環を防ぐため、リンパ管、血管の走路を取り囲む筋を中心に広範囲に施術することで、より効果的になります。

腰の疲労で膝裏が痛むケースもあり、その時は坐骨神経痛が疑われます。
腰部から臀部、大腿後側、膝窩、下腿後側を施術し、腰から下の筋疲労を取り除くと症状緩和が期待できます。
ただし、膝は痛みを発しているが、膝に施術しても良くならないケースも多々見られます。
内臓の影響を受けて痛みを誘発している場合や、骨盤や背骨の歪みが原因で膝が捻転し、膝関節にストレスをかけて痛みが出ているケースがそれに当たります。
そのような時は全身調整や鍼灸で全身のバランスを整える施術をお勧めしています。

膝痛の『鍼灸治療』についても、あわせてご覧ください。

膝痛の分類

膝痛の原因は、膝を構成する3つの部分によって大きく分類されます。

骨・軟骨
変形性膝関節症、半月板損傷、オスグッド-シュラッダー病など
靭帯
ランナー膝・靭帯損傷(側副靭帯、十字靭帯)
筋肉・腱
膝蓋腱炎、大腿四頭筋腱炎(ジャンパー膝)

骨、軟骨が原因の痛み

膝関節は、3つの骨で形成されます。
大腿骨、膝蓋骨、脛骨の3本の骨は、2つの関節を形成します。

大腿骨(太ももの骨)と膝蓋骨(ひざのお皿)からなる膝蓋大腿関節と大腿骨と脛骨(すねの骨)からなる大腿脛骨関節の2つです。骨は非常に固いですが、強い外力によって、折れたり欠けたりします。欠けた骨が関節内で動き、周囲の組織を傷つけ、膝痛の原因になることがあります。(関節ねずみ)
また、大腿骨の関節面(骨の端)には軟骨があり、ツルツルしていることで関節を滑らかに動かせます。

脛骨側の関節面には、一般的に半月の形をした半月板という軟骨組織があります。
半月板は、大腿骨の関節面を安定させつつ、衝撃を吸収させるクッションの役目です。半月板は、強い外力によって壊れたり、こすれて薄くなったり、ささくれてゴツゴツするなどの変形が起こります。
その結果、炎症が起きて、関節液が溜まり、痛みの原因になります。(変形性膝関節症)

靭帯が原因の痛み

膝には関節を支える4つの重要な靭帯があります。膝関節の横を安定化させる内側、外側側副靭帯。膝関節の前後を安定化させるためにクロスして大腿骨と脛骨に繋がる前、後十字靭帯。4つの靭帯があることによって前後左右の動揺に強くなります。
しかし、事故など強い外的刺激や、スポーツなどの継続的な刺激が、靭帯を損傷・断裂をさせ、膝痛の原因となります。

筋肉、腱が原因の痛み

膝に筋肉がくっついていることによって、2本足で立ち、身体を支え、関節を動かしている。筋肉と骨をつなぐ組織を腱といいます。強い外力や継続的な運動によって、筋肉が疲労し固くなると、腱にも負担がかかり、腱を痛めます。
また、ランニングによって腱と骨がこすれて傷つき炎症が起きることがあります。(ランナー膝)

膝痛の関連筋とその作用

大腿四頭筋〈大腿直筋、外側広筋、中間広筋、内側広筋〉
作用:膝関節の伸展(大腿直筋のみ股関節の屈曲も行う)
ADL:股関節、膝関節を安定させる。
薄筋
作用:股関節の内転、膝関節の屈曲、下肢の内旋
ADL:正座の際に働く。
縫工筋
作用:股関節の屈曲・外転・外旋、膝関節の屈曲・内旋
ADL:あぐらをかく時に働く。膝を伸ばした位置に固定する
大内転筋
作用:股関節の内旋・屈曲・伸展
ADL:日常生活動作ではあまり使われず、乗馬や平泳ぎの脚の動きなどで強く働く。
ハムストリングス〈半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋〉
作用:膝関節の屈曲、股関節の伸展、膝屈曲時に下腿を外旋(大腿二頭筋)・内旋(半腱様筋)
ADL:股関節の安定性を保つ。
あぐらや正座からの立ち上がり動作において膝を立てる際に働く。
下腿三頭筋(腓腹筋、ヒラメ筋)
作用:足関節の底屈、膝関節の屈曲
ADL:足首を伸展し、膝の屈曲を補助し、つま先立ちなどで働く。
ランニング動作や跳躍運動が含まれる多くの動作で強く働く。
前脛骨筋
作用:足の背屈・内反。足底のアーチの維持。
ADL:歩行や、走行時に足が地面に強く着地するのを和らげる(過度の底屈を防ぐ)。
下肢を前方に出す際に、足裏が地面に触れないように挙上する。
膝窩筋
作用:膝関節を屈曲(膝屈曲時に下腿を内旋)
ADL:後十字靭帯の補助(下腿が後方に移動するのを防ぐ
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