こんにちは!
大森駅前治療院の秋田です。
緊急事態宣言は明けましたが、まだまだマスクの外せない日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
朝夜の気温が下がり寒暖差の激しい日が続き、ギックリ腰や寝違え等の患者様が増えています。
こういった症状を予防する為には、不調をそのままにせずに、しっかりと睡眠を取り疲れを溜めない事が大切です。
中にはしっかり睡眠を取っているにも関わらず、疲れや不調が取れない方もいらっしゃいます。
そう言った方はご自身の回復力が低下している事が考えられますので、この場合は治療が必要になります。
当院で行なっている鍼灸・マッサージ・整体などは自然治癒力を回復させる為に効果的です。
今回は11/21(日)に開催された社内勉強会が開催された内容が今の季節の症状にも効果的なのでその一部をご紹介していきます。
皆様は東洋医学の考え方で「経穴」や「経絡」というものはご存じでしょうか?
経穴はいわゆる「ツボ」です。押すと気持ち良かったり、ズンと響くような感じがするところで、全身に365穴存在します。
このツボには1ずつ胃腸のツボ、冷え性のツボ、腰痛のツボと役割があります。ツボは1つずつ繋がっていて1本のラインとなり、このラインを「経絡」と言います。
また経絡は臓器とも繋がりがあり、例えば胃が悪くなるとその状態は胃の経絡に現れてきます。
この時期に多いのは咳、鼻水などの呼吸器系の疾患です。
呼吸器は肺ですので、その状態は肺の経絡に現れます。
肺の経絡は中焦に始まり、いったん降りて大腸を纏い、戻って体表に出て上肢前面の外側を行き、親指の爪の生え際に終わる。
と難しい事を言っていますが、手の平を前に向けた時、腕の外側を走っているのが肺の経絡です。
肺の経絡が悪い時に1番良く反応するツボが手の母指球にある「魚際」というツボです。
母指球を押して痛みがある方は、もしかしたら肺や呼吸器に問題があるのかもしれません。
もし痛みがあったらお灸が効果的です。
お灸を母指球に乗せ火をつけると、熱刺激によって痛みが取れてくるのが分かると思います。その熱は経絡を通って肺を刺激し活性化させる事で呼吸器が元気になるという仕組みです。
お灸は実際に捻ったり、鍼治療を一緒に行う事で効果が高くなりますので、お困りの際はご連絡下さい。
当社は以前より2か月に1度、社内の鍼灸師が集まり技術向上に励んでいましたが、コロナの影響により全院集まっての勉強会はできていませんでした。
今回久しぶりの開催でお会いできていなかった先生方と交流ができ大変有意義な時間を過ごす事が出来ました。
また今年は12/30日まで診療し、来年は1/4(火)からの診療になります。
年末年始は問い合わせが多くなりますので、あらかじめ予約をしておく事をお勧めします。