野球による
ケガについて
1チームに2人は肩や肘に不安を抱えている!!
子供から大人まで、幅広い年齢層の方がプレーしている国民的スポーツの一つです。子供と大人では、ケガの種類に大きな違いがあります。
子供ではオーバーユース(使い過ぎ)による骨性の怪我が多く、不良なフォームによって生じるケガも多く認められます。 大人では、筋力不足によるものや、柔軟性の不足によって起きる筋肉系のトラブルが多くなってきます。
また、大人になるにつれ、腰や足の故障が増えてくる傾向があります。
ただ、野球をプレーしている小学生から大人までの統計を見ると、肩や肘に痛みを感じたことがある、故障を抱えているプレイヤーは22%もいらっしゃいます。
1チームに2~3人は肩や肘に不安を抱えている計算になりますね。
なぜ、肩や肘に負荷がかかるのか?
特に投球動作では、肩を挙げて、更に腕を捻るという動作が入ります。 また、肘をしならせるので、肘にも負荷がかかります。 この複合的な動作が絶えず行われるので、肩や肘の故障が増える傾向にあります
人間の身体は直線的な動きには比較的耐えることができますが、捻るという外力には非常に弱いです。 ですから、柔軟性を高めた上で、正しいフォームでプレーをし、負荷を減らしていくことが重要となります。
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