潰瘍性大腸炎の症状・鍼灸治療について
症状軽減、免疫向上を目指しましょう
潰瘍性大腸炎とは
主に大腸粘膜を侵し、びらん・潰瘍を形成する原因不明の慢性炎症性腸疾患です。寛解と増悪を繰り返し完全治癒を得られない疾患です。 男女差はなく、有病率は10万人に対して約60人で近年毎年10%程度増加しています。 最近は30~60歳代で発病する患者も増加しています。 診断から10年で2%、20年で8%、30年で18%に大腸がん合併が認められます。
潰瘍性大腸炎の主な症状
- 腹痛
- 血性下痢
- 粘血便
- しぶり腹
- 腹痛
- 発熱
- 体重減少
- 貧血
潰瘍性大腸炎の鍼灸治療
免疫と自律神経は密接な関係で成り立っています。局所的な治療と全身治療による自律神経の調節が必要となります。
- 局所治療
- 交感神経を利用し内臓にアプローチ
- 全身治療
- 全身の交感神経機能の緊張を解く