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夏バテ症状の施術について

夏バテ回復に強い味方になります!

夏の外邪を東洋医学では「暑邪」といいます。暑邪の特徴として熱に加え湿気を伴います。このような外邪の影響により「気」「血」「水」の巡りが悪くなります。

  • 気:生命活動を営むために必要な源(エネルギー)となるもの
  • 血:血管の中を流れる液体で食べ物からとった栄養素を全身に運ぶ
  • 水:血管以外の体内にある水分の事で、体液・涙・汗など

これらの巡りが悪くなることで、食欲不振・動悸・多汗・不眠・多飲・イライラなどの夏バテ症状が現れます。

夏バテの時に効果的なツボ

体にこもった熱、のぼせを抑えるツボ

①曲池肘を曲げた時にできるシワの外側
②合谷親指と人差し指の間
③太衝足の親指と人差し指の間を上にスライドし、指が止まるところ

経穴イメージ

体の熱を外に放散するツボ

④陽谷手の甲の小指のラインと、手首が交差する陥凹部

体の湿気を流すツボ

⑤豊隆脛の筋肉の真ん中あたり。脛の骨から指2本分外側に位置する。

経穴イメージ

鍼治療では、体にこもった熱や湿気を抑えると共に、熱によって出る副症状も全身のツボを使い同時に治療します。

経穴イメージ

夏バテ予防にはマッサージ!

➀熱や湿気、老廃物を流します!
夏の暑さによって身体に熱がこもります。また湿度が高いと身体は湿気をため込み、浮腫みや倦怠感を引き起こすといわれています。マッサージによって全身の血流循環を促し、身体に溜まった老廃物と一緒に、熱や湿気を流す効果が期待できます。
②隠れ冷え性の改善!
夏の猛暑と冷房や冷たい飲み物による寒暖差によって、実は夏の時期でも「隠れ冷え症」になっている人もたくさんいます。暑いのに、手足の先が冷えるといった症状がある人は注意が必要です。 マッサージをすることで、十分な血液を身体の末端まで届け「隠れ冷え症」の改善が期待できます。
③リラックス・安眠効果
夏の暑さは交感神経を刺激します。交感神経は身体を覚醒させ、日中活動する上で活発に働く原動力になります。しかし暑さによって交感神経が優位な状態が続きすぎると、身体をリラックスさせることができず、眠れない・身体を休ませることができない、といった症状がでることもあります。 マッサージによって副交感神経の働きを促し、リラックス効果、安眠効果をもたらします。

マッサージイメージ

夏バテの症状

夏バテは夏に起こる「体がだるい」「食欲がない」「疲れやすい」「寝不足」といった体調不良の総称をいいます。

  • 体が熱っぽい
  • 体が重い
  • 食欲がない
  • めまいや立ちくらみがある
  • 睡眠の質が落ちた

夏バテと言えば暑さで体力を消耗し、食欲が落ちてグッタリする状態を言いました。

夏バテの原因は人によって様々です。どうして夏バテになっているか知らないと、間違った対策でさらに体調を崩してしまうこともあります。

自分がなぜ夏バテになっているのかを知り正しい対策をしましょう。

こんな夏バテにも注意!

自律神経が乱れやすい「冷房バテ」
猛暑で電車やお店、会社内は強めに冷房設定がされていて寒く感じることも…。そして外に出れば猛暑が激烈な暑さ。室内と外の温度差の繰り返しで自律神経が乱れ、内臓の働きが鈍り疲れやすい身体に。
冷たい食べ物が原因「食冷えバテ」
この猛暑でキンキンに冷えた美味しいビールや氷がたっぷり入ったジュースやアイス。炎天下では火照りが取れ気持ちいいかもしれませんが、冷房の効いた室内で冷たい物ばかり食べていると胃腸の働きが鈍り胃もたれや下痢を起こすこともあります。

夏バテを予防するために

夏場は多く汗をかき、日焼けした皮膚を修復し、体温を下げるために体の中では自律神経がはたらき水分やミネラル、エネルギーを使います。夏バテを予防するには毎日消費されるエネルギーを食べ物で補いつつ、補ったものがきちんと使われる習慣が大切になります。

規則正しい生活
夏場は沢山のエネルギーを使います。質の良い睡眠を十分取り、疲れを残さないことが大切です。朝日を浴びて体内時計をリセットすることでリズムを整えることが出来ます。
水分補給はこまめに!

水分補給イメージ

のどが渇くと感じる前に、こまめに水分をとりましょう。暑さで多くのエネルギーを使い、汗をかくことでミネラルを失います。食欲が増すような工夫をしながら栄養補給を心掛けましょう。
食事で疲労を回復させましょう

ビタミンイメージ

夏場は食欲が落ちやすく、そうめんなど簡単なものをとりがちになります。不足しやすいたんぱく質が多い食材やビタミンとミネラルが多く含む夏野菜を取りましょう。特に、ビタミンB1は疲労回復には欠かせないので豚肉やレバー、うなぎなどを取るように心掛けましょう。
体の冷やし過ぎに注意する
気温の上昇は体にとって危険なので冷やすことは大切ですが、室内外で気温差が5度以上あると自律神経が乱れやすくなります。また冷たい飲み物を飲みすぎることで内臓を冷やし体調不調に繋がりることになります。 室内で過ごす時間が多い場合、薄手の羽織るものを用意し、飲み物を飲むときは常温または温かい飲み物を取ることをおススメします。

料金のご案内

鍼灸治療7,150円(税込)(鍼代含む)初診問診料 別途1,650円(税込)
マッサージ治療3,300円~(税込)初診問診料 別途1,100円(税込)
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